桜島山の噴火
都井岬に次いで楽しみにしていたのが、30年以上前に観光した桜島をもう一度訪れることだった。その時は鹿児島港からフェリーで渡って短時間観光しただけで甲板からみた桜島の風景しか思い出せない。
今回は垂水側から入り溶岩道路を走った。そこら一体が溶岩石に覆われている風景は日常を忘れさせてくれる。あちこちにビューポイントがあり何回も停車してはシャッターを押した。垂水側から眺めると見事な稜線を描いた桜島山が、鹿児島市内側からは阿蘇根子岳のようなギザギザ山に変わる。噴火の跡はあちこちにあるが、中でも大正噴火で沖合500mの烏(からす)島が埋まってしまった跡は展望台になっていて山頂から延々と続く漠とした溶岩石の風景は噴火の凄まじさを静かに語っていた。
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