水曜日, 11月 16, 2005

国道バイパス建設現場を通り過ぎながら

玉名郊外を車で走っていると、建設中の国道208号バイパスを見つけた。
看板には平成19年度完成予定と大書してあった。菊池川に架かる橋梁は橋脚が
完成し橋桁を半分ほど乗せてあった。このバイパスを計画したのは恐らくは20年
以上前だろう。当時の208号の渋滞が特にひどかったことは容易に想像がつく。
というのも、現在では208号と並行して走る広域農道が供用されているからだ。
また、20年前と現在では玉名市周辺および熊本県北部の人口構成は大きく変わ
っているのではないか?間違いなく変わっている。現金収入に乏しい第一次産業
中心の地域では働き手は都会に出ていってしまう。残った人達は軽トラにシルバ
ーマークを付けて走らせる老人達や子供達だ。見込まれた車両台数が走るのか
どうか怪しいものだ。ただし、高速料金を節約したいトラックが想定以上に多く走る
ことは間違いない。だとすると、かえって危険な道路になりかねない。

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