新屋敷と光の森
ダイヤモンドシティクレアやゆめタウン光の森の出現は、熊本の地価をも大きく
動かすだろう。熊本市中心部に隣接の文字通りのお屋敷街、新屋敷は閑静な
住宅街である。大甲橋を渡れば鶴屋のタワーは目の前、通り町筋から上通りや
下通りまでそれほど健脚でなくても歩いていける。昔は便利な所だったのだろう。
4,5年前には総タイル張りの瀟洒なサーパスマンションも建設された。
しかし、住宅購入を考えるニューファミリーは決して新屋敷には住まないだろう。
全然便利ではない。市役所が近いだけだ。幹線道路から郊外に抜けるには
渋滞を覚悟しなくてはならない。ロードサイドのお気に入りのショップへは時間が
かかる。また、隣り近所は老夫婦や後家さんだらけだ。それに比べると、光の森
では車を常用すれば何でもある。郵便局の基地局もできた。福岡天神にふらりと
行きたくなれば、武蔵丘の高速バス停から片道1600円だ。何せ空間がある。
阿蘇も新屋敷に比べたらはるかに近い。熊本ICまでは1本道で行ける。
新屋敷の衰退は熊本市中心部の衰退に比例して年々増していくだろう。
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