月曜日, 11月 20, 2006

巨悪を狙え!

-読売新聞20日夕刊から引用-
宮崎県発注の 橋梁設計業務をめぐる官製談合事件で、県測量設計業協会会長の志多克彦容疑者(65)談合に深く関与していた疑いが強まり、県警は20日午前、志多容疑者を競売入札妨害(談合)容疑で逮捕し、志多容疑者が経営する宮崎市内のコンサルタント会社などの捜索を始めた。今回の事件では、すでに協会の副会長2人が同容疑で逮捕されており、県警は組織的に談合を繰り返していたとみて、追及している。

協会の幹部を次々に逮捕し悪人に仕立て上げることで、宮崎県警は警察の威信を振りかざしヒーロー気取りになっているようだ。690万円の橋梁設計業務など飯粒ほどの事案だ。2桁も違う工事物件では予定価格の94%、95%落札などざらである。設計談合でも、河川関連に必ず登場する建O技O研OOや海外業務をさらっていくパシOOOに日O工O、随意契約で何千万円も持っていく外郭団体を摘発しろよ~、宮崎県警!(海外業務摘発は無理だろうが) 小悪を槍玉に挙げてヒーロー気取りなんざぁ、小学生のやることだ。 まぁ、今回の事件は、ヤマト設計が宮崎県での業務拡大を画策し安藤知事側近に取り入ったことが発端である。「天の声」とか何とかで、決まっていた落札業者を無理矢理ヤマト設計にさせられた指名業者の方がいい迷惑だ。協会幹部の方々は、とばっちりを喰らう形で逮捕され全くもってお気の毒だ。 宮崎県警は、ターゲット(本丸)を安藤知事に定めている様子だ。私は、さらなる大きな工事談合を摘発する為の初動捜査と想定していたが、安藤知事逮捕・告発・送検で終わりそうである。肩透かしである。検察が表に出てこないのも奇妙である。

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