木曜日, 1月 17, 2008

『何よりも自己資本の充実を』

昨年6月、大手得意先創業者の社葬に参列してきた。34歳で創業、一代で社業を発展させ本業とは別にテナントビル十数棟を所有されるほど成功しておられた。バブルピークの時代にはひたすら動かず、弾けるのを待っていたかのように不動産取得を始められた。慧眼の持ち主とはこの方を指すのに違いない。74歳では若すぎる。惜別の思いだった。 巨大なホールは参列者で超満員にふくれあがり、地元選出国会議員を筆頭に名士が勢揃いしていた。生前私は社長室に2度通され他愛もない話をさせていただいた。『何よりも自己資本の充実』とつぶやくように云われた事を鮮明に思い出す。夢ばかり追いかける経営者とは違った、と今さらながら感じる。 『何よりも自己資本の充実を』、耳の痛い経営者がたくさんいることだろう・・・・・・

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