日曜日, 10月 21, 2007

経営が優秀な球団はどこ?

 日本シリーズを残すのみとなった日本のプロ野球。投下した資金である年俸総額に対して最終順位とCSシリーズの結果を照合することによって、優秀な経営を行った球団を選出したい。表は2007年の年俸総額を日本人選手と外国人選手に分け、それに合算した総額とをランキングしたものである。
 日本ハムと楽天、特に日本ハムは日本人選手の年俸を押さえながら外国人選手獲得に熱心だったことが見てとれる。昨年まで楽天にいたグリン投手は、シーズンはもちろんCSシリーズでも活躍し楽天の野村監督を大いに悔しがらせた。対してソフトバンクは、日本人選手の年俸が高騰したあおり(小久保が戻ってきた事による年俸総額増)や松中の7年契約総額49億円が響いて、外国人選手への予算が大幅にカットされた。小久保を外国人選手に分類するとバランスがとれるが・・・・ 
 いずれにしてもソフトバンク球団は補強が下手である。松中との2年前に結んだ7年契約が象徴的である。この2年間、突出した四球数を除けば年俸を大きく下回るような数字しか残せていない。打つだけの選手に7年契約はなかろうもん。判で押したようなスポ根ドラマばりの優等生インタビューシーンは観たくない。プロらしく年俸に見合ったホームラン数と打点を上げなければ来年から、ブーイングの嵐が吹き始めるだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム