土曜日, 7月 29, 2006

キャノワード

パソコンが高嶺の花で個人にはワープロ専用機が売れていた頃、 ビジネス
グラフ作成ソフトの売り込みのため専用機メーカーでデモを行った事がある。
OEM提供は決まっていたのだが、講習して欲しいという要望あり訪問した。
Canonである。下丸子のCanon本社の敷地の広さに圧倒されたが、建物は
古く快適ではなかった。同社の男性開発担当者は、グラフ作成のロジックや
操作性を確かめたかったらしく、説明の途中に何回も細かい質問をしてきた。
そのグラフ作成ソフトは、マウス操作は申し訳程度しかできないため方向キー
を駆使して対象を決めコマンド操作を行う仕様になっていた。かなり難しい。
一般人にデモしても簡単には理解してもらえなかった記憶がある。その点、
開発担当者の飲み込みはすこぶる早かった。また、マニュアル作成の女性
担当者もマニュアルの下刷りと赤鉛筆を握りしめ矢継ぎ早に質問を浴びせ
かけてきた。熱心な人達だった。
 武蔵小杉のマンション建設を話題にしたが、購入する人達の中にはCanon
の社員も多くいるのではないか?川崎市内にはCanonの事業所が複数ある。
職場に近い。同社は業績好調、平均年収もすこぶる高い。川崎、多摩川から
飛躍して、19年前Canon本社訪問時の記憶がよみがえった。

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