日曜日, 8月 13, 2006

ボロが見えてきました・・・日本の製造業

朝日新聞の偽装請負に絡むニュース特集、キャノン・トヨタ・松下を始め日本
の勝ち組み企業を次々に摘発している。

1,http://www.asahi.com/special/060801/TKY200607310613.html
2,http://www.asahi.com/special/060801/TKY200607310407.html
3,http://www.asahi.com/national/update/0813/TKY200608120411.html

労働基準監督署が静観している現状(自ら摘発しない税金泥棒)では、何の
抵抗する術を持たない末端労働者は、朝日新聞だけが唯一の頼りだろう。 
それにしても大企業の要員調達システムはひどすぎる。子飼いの派遣会社を
抱え込み、巧妙な勧誘で集めた若者達を使い捨て同然で働かせているとは。
2の記事中、人事本部長は「モノづくりを優先するあまり偽装請負が残ってし
まった」とコメントしている。→嘘だろう。確信犯に決まっている。再優良企業と
いわれるキャノンですら、意図的に固定費圧縮(人件費抑制)つまり固定費を
変動費に振り替える操作をやっていたとなれば、製造業勝ち組企業の利益は
本来労働者に分配されるべき利益を分配していなかったインチキに拠っていた
ことになる公器の大企業としてはもっと叩かれるべきだろう。韓国のような労働
争議は御免被りたいだろうが、末端の製造要員達は日本にいながら日本国民
ではない仕打ちを受けている。

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