木曜日, 8月 09, 2007

ふくおかFGの暴走

佐世保の札付き不良銀行に1000億円提供するとは、暴走としか思えない。


ふくおかFG、親和銀行に1000億円資本支援

 ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は9日、10月に九州親和ホールディングス(HD)から買収する予定の親和銀行に対し、1000億円の資 本支援を実施すると発表した。9月28日に親和銀が実施する第三者割当増資を全額引き受ける。親和銀はこれを原資として9月中間期に910億円の貸倒引当 金を計上、不良債権処理にめどを付ける。

 今回の増資引き受けで、ふくおかFGは親和銀の発行済み株式の61.2%を保有する親会社となる。10月1日には九州親和HDが持つ親 和銀株も総額760億円で取得し、完全子会社化する予定。親和銀の買収によって、ふくおかFGにはのれん代が1200億円程度発生する見通しで、20年か けて償却する方針だ。

 9月末の親和銀の連結自己資本比率は約6%、不良債権比率は18%台になる見通し。ふくおかFGは今後、親和銀の不良債権について売却 など最終処理を加速。2010年3月期末に同行の不良債権比率を5%台まで低下させる一方、収益の積み上げで自己資本比率は約8%に向上させる計画だ。(20:46)

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