日曜日, 11月 05, 2006

リハウスCMを見て思うこと

                                 
娘 「パパはどう?」
父 「パパはいいから・・」

理想の家について語る娘が突然父親に話を振る、リハウスCMのセリフだ。
シーンはすぐに変わりウキウキしながら店に入っていく娘と父親の姿がある。
父の心境を補足しよう。「家族が喜ぶなら私は家について注文はないよ」と
いうことだ。まぁ~何と自己犠牲的な精神の発露であることか! 勤め先で
我が身を殺し、家に帰ってまで家族のためという名目で自分を犠牲にする
お父さん、あなたは間違っている。・・・妻をめとり子を2人もった国が想定
する標準家庭の父親であるならば、よ~く考えろ! 子が1人、2人になっ
ていく段階で、より厳しい「働きバチ契約」を妻や子と更新していることに他
ならないんだよ。・・子を2人大学卒業まで、結婚させるまで面倒みようと思う
なら(思わないに越したことはないが)、生涯収入を逆算して考えてみよ。
給料が増進するなんてアホな想定はしないこと、出任せ言い放題の分譲
マンションの営業だけだ、そんな想定している奴は。
「働きバチ契約」を交わしたお父さんは我が身を粉にして働き続けるわけだ。
サービス残業厭わず、タイトな出張スケジュールもこなし、休みは子供の
行事に明け暮れる。・・・・文字どおり家に居る時間、この時間総数を計算
してみれば、大きな借金をして住宅を購入する理由が見あたらないことに
気付かないか? 妻や子にへりくだるために家を買うのかい? 自分自身
は早朝出勤し夜遅く寝に帰り休日にバタバタするだけではないのかい?
世間体、見栄ですかい。 セリフはこう言い換えた方がよい!

娘 「パパはどう?」
父 「パパは働きバチだから、家に居る時間なんてほ~んのわずかだよ。
   たから、少々狭くても今のままで充分だ。何か、文句あるかい?」
娘 「・・・・・だって自分の部屋欲しいもん。」
父 「おまえが大学出て社会人になってから部屋を持てばいい。
   自立してからで遅くはない。」
娘 「学校の友達はみんな自分の部屋もってるよ」
父 「余所は余所、ウチはウチ。お父さんの方針だ!わかったか!!」

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