火曜日, 6月 27, 2006

焼酎 日向木挽・・紫芋仕込み

雲海酒造の宮崎工場売店でのみ購入できる「日向木挽・紫芋仕込み」を昨日から生で味わっている。芋独特のアクとクセがない感じ。裏返すと上品な香りと口当たりだ。パンチにかけるかもしれないがスムーズに体が受け入れる焼酎だ。私は好きだ。「甘い」と表現する人もいるだろうが、野蛮ではなく控えめで洗練されている。焼酎らしくない焼酎である。 同じ紫芋仕込みの「赤霧島」を不幸にも飲んだことがないが、きっと似ているのではないか? 赤霧島の価格が異常なのも頷けた。 しばらくはこれで行く。

日曜日, 6月 25, 2006

パーレンス小野屋の露天風呂

昨日は久しぶりに原鶴温泉へ行った。
ハーブ園は拡張され広くなっていて、河川敷にはパークゴルフ場があった。
パークゴルフとは云え本格的なコースで起伏に富んでいる。長いホールは
100m以上ある。ラウンドは次回にして、ハーブ園を散策した。種類が増え
ている。説明版も詳しく書き換えられ全体に手入れが行き届いていた。
観光資源として非常に大切にしている事が窺い知れた。さて目的は立ち寄り
湯をすることである。どこにしようか思案しながら歩くと、一番親切な看板を出
していた小野屋に決めた。37億円の負債を出し倒産したと聞いていたが、
そんな暗さは微塵もない。ロビーも廊下も庭園も掃除が行き届いていた。
過去に内湯と露天風呂それぞれ1回ずつ利用したことがある。内湯は熱すぎ
て往生した。露天風呂はこぢんまりとしていた記憶がある。広い庭園を順路に
従って歩くと最初に女湯があり、さらに歩いて男湯の「星の湯」になる。
中に入る。脱衣場が一面畳敷きになっている。記憶にある露天風呂とは全く
別物だ。内湯も畳敷きで、驚いた。露天風呂も広く打たせ湯が2本あった。
露天の湯は掛け流しなのだろう、内湯よりぬるぬるしていてより温泉らしい。
サウナに10分入り一人しか入れない箱形の水風呂に浸かった。極楽、極楽。
水風呂に浸かっている一時こそ、生き返る感触を感じる時間は無い。「水に
は氣があるが湯には無い」と氣の本で読んだことがある。 隣接した緑の木々
にも季節を感じさせるよう工夫が凝らしてあった。 よい時間を過ごした。
入浴代840円はそれ相当である。 近日中に再訪するだろう。

木曜日, 6月 15, 2006

ヤフードームでの吃驚

6月9日のヤクルト戦を応援しようと、今期初の応援に出かけた。
内野指定席Bのチケットを2千円強で手に入れてポン友を誘った。外野席に
近く指定席と云っても外れの方であるが、椅子やカップホルダーがあるなど
設備がよい。隣席は女性二人が陣取っていた。当の試合はシーソーゲーム。
ヤクルトが先行し追いかける展開で面白い。4番5番にヒットが出ないのが気
がかりであったが、逆転できそうな空気があった。 暑いので、生ビールを買
って少しづつ飲むことにした。売り子は忙しそうである。チャンスがおとずれ
夢中になって応援しているとのどが渇く。ついついカップホルダーに手を延
ばすと、そこに あるべき物がない。 よ~く見ると隣の可愛い娘が飲んでいる
ではないか! 吃驚。本人も私の視線で気が付いたらしい。

日曜日, 6月 04, 2006

考察・・・・賃貸住宅の空室率上昇

地元の家族向け賃貸マンションの空室率が上昇している。
毎朝、駅に向かう道すがら目に入ってくるのは、入居者募集の看板とベランダ越しに真っ暗な空室である。16戸の賃貸マンションで平均して3から4戸は空室である。そこで、なぜ福岡市中心部から20Kmも離れていないベッドタウンで家族向けの空室が増えているのか考察してみたい。最初に、考えられる変化を列記してみる。
◆1
全国展開の企業が拠点の統廃合を繰り返した結果、正社員の転勤が減った。
◆2
転勤する場合に自発か否かはともかく経済的理由で単身で転勤する人が増えた。
◆3
広い賃貸へ移りたいのだが、将来不安と資金的余裕がなく移れない家族が増えている。
◆4
低金利と安定収入をうたい文句に地主がハウスメーカーに口説かれ賃貸住宅を大量供給しているため、毎年生まれる新婚さんは新築物件に流れてしまっている。
◆5
ハウスメーカーは個人向け住宅販売が苦戦しているため、賃貸住宅ハウスの受注獲得に血道を上げていることが4を加速させている。

4と5はハウスメーカーと土地持ちの事情であるが、大量供給を支えている一つはゼロ金利政策だ。護送船団がばらけて貸出金を増やしたい銀行側の事情もある。土地神話は健在だ。というより、銀行員というのは土地の面積計算しかできない奴らである。1から3は借り主側の事情である。なんだかんだいっても支店経済の福岡では1の要因は大きい。企業によっては、転勤OKの出世可能性ありコースと転勤なしの地域限定出世限定コースに社員を大別してしまったところもある。ますます人は固定化する。さらに、派遣社員を一定期間ワンルームに住まわせ半年なり一年間雇用するだけの人件費を流動化させる動きも顕著である。こういう状況を垣間見てるビジネスマンとしては、土地持ちに賃貸住宅建設を勧められない。ましてや、シノケンとシノケン二番煎じのデベロッパーが行っている、小金持ちのサラリーマンに土地と木造賃貸住宅購入を「あなたもオーナーになれる」と勧誘しているのは、小金を巻き上げる甘言に聞こえてならない。